2010/03/31
本日31日に予定されていた民権.com主催の「市長候補の主張を聞く会」は、候補者が揃わず中止となった。
民権.com代表の妹尾浩也氏が配布した資料には、中止の理由が以下のように書かれている。
「みなさまもご存知のとおり予定候補者の足並みの違いもあって、時間調整が非常に困難となり、前日の30日まで私たちも努力しましたが、最終的に一名のみの参加となってしまいました。
それでは、今回私たち市民にとって重要と考えてまいりました各候補者の主眼や力量を、実際に目と耳で確かめることができないと判断し、中止の決断をいたしました。」
2010/03/30
31日(水)の午後6時30分よりベルブ永山にて、「市長候補の主張を聞く会」が開催される。各候補者の演説と候補者同士の討論、参加者も交えた質疑応答が予定されている。主催は「民権com.」で、入場は無料。
立候補者4氏の出欠が気になるところだが、民権com.代表の妹尾浩也氏によると、元日本新聞協会事務局次長の阿部裕行(ひろゆき)氏と、人材コンサルティング会社社長の遠藤千尋(ちひろ)氏は出席を約束。元市職員で社会福祉法人理事長の小谷田進氏は出席を希望しているものの、同時刻に別の会合に出る予定もあるため30日現在調整中とのこと。行政書士の杉浦茂夫氏からは返事待ちの状況という。
民権com.の正式名称は「自由と平和・民権をすすめる多摩市民懇談会」で、2007年から民権をテーマとしたニュースペーパー『民権com.』(みんけんコム)を公民館やコミュニティーセンターなどに配布している任意団体。妹尾氏は、「31日の会は特定の候補を支援するものではなく、各候補が市民の前で意見を戦わせる機会を提供したい」と述べている。
「市長候補の主張を聞く会」実施概要
日時: 3月31日(水)
18:00開場、18:30開始(21:30終了予定)
会場: ベルブ永山5F・ベルブホール 入場無料
プログラム:
各候補者演説(各氏15~20分)
公開質問をもとに各候補者と参加者の質疑応答・フリートーク
主催: 民権com.
2010/03/29
「クリリンのことかーーーっ!」と聞かれても、答えはNOです。
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2010/03/29
ある日、永山駅前のスポーツクラブで、私は善意に敗北した。
満面の笑みを浮かべた3人のスタッフが、受付カウンターで拍手をしている。これはまずいぞ、と何かがささやく。こちらに差し伸べられたスタッフの手には、輝くばかりのゴールドカードが握られている。「おめでとうございます」とひとりが言う。「ご入会いただいてから10年が経ちました」と、もうひとり。「10年目を記念して、会員カードをゴールドカードにさせていただきました」「おめでとうございます」とまた拍手。この時点で、私はほとんど意識を失いかけている。燦然と輝くカードから一歩でも遠ざかろうと後ずさりを始める。
「あの、もとの青いカードは……」と後退しながら弱気につぶやいてみる。しかしこの時点で私はとうに気づいているのだ。青いカードはすでに永遠に失われてしまったことを。
私は虫の息になりながらも、一歩前に踏み出す。これ以上、おめでとうございます、を続けさせるわけにはいかない。彼らだって忙しいのだから。
ゴールドカードには、べつにこれといった特典はない。そのカラーがすなわち最大の特典だ。平穏無事な10年であったと感謝できる年齢ならそれもいい。しかしそれが30代から40代にかけての女子にとっての10年間であるとすれば、由々しき事態といっていい。はからずも10年も経ってしまった、つまりこの10年間に生活に大きな変化、あるいは進歩がなかったことの証明でもある。しかしもちろん私に選択の余地は残されていない。すべてのカードは、ゴールドに昇格する。これは宿命だ。そしてこのアイデアは、誰かの善意から出たものに違いない。こうして私はその善意に屈した。
私の友人、プロレスを愛するファイティング・ユウコも、実は善意に屈している。
ある日、彼女はぎりぎりと歯軋りをしながら、無念である、と搾り出すように言った。銀行の統合が相次いでいた頃の話だ。通帳を切り替えるための窓口カウンターでぼんやりしていたら、自分のカードと通帳がキティちゃんの描かれたものに切り替えられていた、というのである。私は、ぼんやりするにもほどがある、と言った。聞けば銀行員は、やや得意気ですらあったという。それを聞いた私は、ぼんやりなのはむしろ銀行員であるな、と訂正した。なぜなら相手はファイティング・ユウコなのである。みちのくプロレスまで追っかけ観客席から罵声を飛ばし、レバ刺しをおかわりしてしまう女子なのだ。ファイティング・ユウコは、怒りで自分の手が震えるのを見た、と言った。しかし彼女も善意には勝てなかった。気は優しい女子なのだ。敗北感にまみれたまま、無言で通帳とカードを受け取ったという。こうしてファイティング・ユウコは、善意に屈服した。
そして私はさらに善意に屈する予感に脅えている。
現在、王子にある桜の名所、飛鳥山の渋沢栄一史料館で、アルベール・カーンの写真展を開催している。花見のついでに行きたいのだが、いささか問題がある。入場料が300円なのだが、「ボンジュール」と挨拶すれば、240円になるという。これはなかなか厄介だ。本心を言えば、300円でいいからボンジュールとは口が裂けても言いたくない。家族や友人と行くならそれもいいだろう、笑いながらボンジュールと言えばいい。しかし考えてもみてほしい。仮に私がひとりで行くとしよう、断固として300円を出すとしよう、それで受付カウンターを無事に突破できるだろうか。窓口で、「ボンジュールとおっしゃっていただくと、240円になるんですよ」と親切に提案されはしまいか。そのとき「300円でいいんです」と自分が言えるとは到底思えない、人生のなかで出合った悪意とは喜んで戦ってきたが、善意には腰砕けで連敗中なのだ。そしてできるだけさらりと事態を収拾するために、私は「ボンジュール」と言ってしまうだろう。敗北はもう目に見えている。
世の中は善意に満ちている。とくに窓口カウンター付近では注意が必要だ。
そして私たちは善意に出くわしてしまったら、白旗を掲げて歩いていくしかないのである。
by しいの実
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2010/03/29
多摩ニュータウンの諏訪2丁目住宅で28日、管理組合の臨時総会が開かれ、老朽化した団地の建て替えが採決された。現在5階建ての一角が最高で14階建てに高層化され、住環境とともに街の景観も大きく変わることになる。
日経新聞によると、5階建て23棟(640戸)が11~14階建て7棟(1235戸)に高層化、集約化され、建て替え規模は「国内最大級」という。予定では2011年夏に着工し、2013年秋に完成する見通し。
諏訪2丁目住宅は、京王永山駅および小田急永山駅の南東に位置し、駅東側のバス通り(都道18号府中町田線のバイパス)を南に登ると左手側に見える団地。多摩ニュータウンで最も早い1971年(昭和46年)に入居が始まり、約40年が経過。建物の老朽化とともに、住民の高齢化も進んでいる。
2010/03/28
28日午前、多摩商工会議所と多摩桜プロジェクト実行委員会が主催する「多摩桜ウォーク2010」が開催された。あいにくの曇り空と低い気温ながら、事前申込者に当日の飛び入りも含め155名が参加。唐木田から多摩センター駅近くの多摩中央公園まで、咲き始めた桜と市内名所の景観を長めながら起伏に富んだコースのウォーキングを約2時間楽しんだ。

小田急線唐木田駅に午前10時前集合。
じっと立っているとかなり寒い。

開会あいさつの後、鶴巻西公園・東公園のある
東側へ向かって出発 。

正面に見えてきたのは……

多摩の桜好きなら必見、川井家のしだれ桜。

奈良原公園にはブルーシートを広げる
気の早い花見客も。

多摩中央公園内の旧富澤家住宅の桜は
他の場所よりも開花が早く、

古風な建築と美しい庭園とともに
参加者たちの目を楽しませた。

パルテノン多摩の大階段で記念撮影。
予定より1時間ほど早く到着したが無事終了した。
2010/03/27
今日は愛宕かえで館でのミニバスを走らせる会の定例会、諏訪「すくらんぶるーむ」での『私たちが学ぶまち2010』、それにたまたま移動中に遭遇した永山南公園での「出前牧場」という催しにお邪魔してきました。外出向きの晴天でしたが、まだ肌寒く、桜の開花もまばら。明日は多摩桜ウォークが予定されていますが、果たして散策コースの花の咲き具合はどうでしょうか。
走らせる会では、アンケート結果などから、10月に試験運行が始まっても期待するほど住民が利用しないのではないか、と危機感を募らせていました。3つの班に分かれてのブレインストーミングで、会の活動を報告したり路線の目的地である永山駅の周辺の魅力を「ミニバスニュース」で伝える、商店とタイアップして買い物が安くなるクーポン券を発行する、地元商店街でイベントを実施して他の地域の市民にも利用してもらえるようにする、といったアイディアが出されました。東京都市大学環境情報学部の小池情報デザイン研究室からも2人の学生さんが出席して、ブレストにも加わっていました。
たま学生連合とNPO多摩ニュータウン・まちづくり専門家会議(上の写真は事務局長の松原和男氏)が開催した地域研究発表会は、今年で2回目だそうです。都市環境や福祉を学ぶ学生さんたちが、諏訪・永山地域を中心とする多摩ニュータウンでの高齢者と児童の生活環境を調査・研究した成果を発表するもので、パワーポイントを駆使して行ったプレゼンも本格的。それぞれの発表後には住民ら聴衆から突っ込んだ質問や具体的な意見、アドバイスも出ていました。
出前牧場というのは、市に9つある市立児童館がそれぞれ年1回近くの公園などを利用して開催するイベントで、もう10年以上続いているのだとか。今日は永山児童館が川崎市の福田ファームに動物を連れてきてもらい、子どもたちがポニーに乗ったり、ひよこを触ったり、羊やヤギや豚に餌をあげたりしていました。
動物とのふれあいは、素朴ではあるけれど、いつの時代も子どもにとって貴重で刺激的な体験になると思うし、普段何気なく通り過ぎている見慣れた公園で、大勢の子どもたちとお母さんたちが動物を囲んでいる風景も新鮮に感じられました。
今日は取材というよりも、住みよいまちにしよう、暮らしを豊かにしようと取り組んでいるみなさんの集まりを見学し、勉強させてもらった一日でした。
2010/03/26
頼りない新米編集長の僕を見捨てず協力してくれたメンバーたち、
ウェブデザインでサポートしてくれた相馬称さんと旧友の青木君、
取材先などで温かい励ましの言葉をくださった方々。
たくさんの人たちの力で、
2010年3月26日金曜日の今日、
なんとかこのサイトを公開することができました。
サイト名やキャッチフレーズについては、
「たまプレ!について」のページに書きましたので、
よろしければそちらもご覧ください。
生まれたばかりのメディアで、不備や至らぬところも多々あるかと
思いますが、どうか長い目で見守っていただけるとありがたいです。
2010/03/26
多摩の愛宕・和田地区を巡回するミニバス(コミュニティーバス)を走らせる計画が今年、大きく前進する。住民主導で市やバス会社と連携しながら4年越しで進めてきた取り組みが、6月の市議会での予算審議を経て、秋の試験運行開始というかたちで実を結ぼうとしている。
多摩ニュータウン開発初期の1970年代から入居が始まり、住民の高齢化が進む両地区。聖蹟桜ヶ丘駅や多摩センター駅とは京王バスの既存路線で結ばれているが、距離的に最も近い永山駅に出る公共の交通手段がない。永山駅周辺に徒歩や自転車で買い物に出かけると、帰りは重い荷物を持って坂を登ることになり、お年寄りには特にこたえる。そうした事情から、多摩市ですでに2路線が運行しているミニバスの「第3の路線」を望む声が高まっていた。
そんな地元の願いを実現させるため、地元自治会の評議委員ら有志による「ミニバスを考える会」が2007年に発足。翌年には「ミニバスを走らせる会」と改称し、市の交通課とバス会社も参加するかたちで市内外の既存ミニバス路線の調査、地元の総意形成、ルートの絞り込み、路線コース試走といった取り組みを精力的に続けてきた。
走らせる会の竹内東朗会長は、「近くの市で同じように住民主導でミニバスに取り組み、10年がかりでようやく実現させた例もあるので、4年でここまでこれたのは順調だと言えるでしょう」と語る。ただし、試験運行開始の見込みが高くなったことで「現在、会のメンバーに“一服感”があるのも事実。でも、本当に大変なのはこれから」と気を引き締める。
竹内会長によると、6月の多摩市議会でミニバス試験運行関連費用500万円の予算案が審議され、これが承認されれば、正式に住民・市・バス会社(京王バスになる可能性が高い)の三者の取り組みになる。そのため、受け皿としての「運行委員会」を前もって組織する必要があり、会のメンバーが中心となって4月を目処に作る予定だという。
竹内会長はまた、「ミニバスについてできるだけ多くの人に関心を持ってもらえるよう、PR活動の強化が必要」と認識している。2月に公共施設「愛宕かえで館」で開催された公聴会では、運行委員会で実際どのような活動が行われるのかを、竹内会長らメンバー4名が壇上でそれぞれ運行委員長、事業部長、環境部長などを演じて寸劇風に説明する「模擬委員会」も披露された。
高齢のメンバーが多い「走らせる会」を、ITおよびソーシャルデザイン分野で支援しているのが、東京都市大学環境情報学部の小池情報デザイン研究室だ。支援の一例として、同研究室が作成した愛宕地区と路線の立体地図が2月の公聴会で展示されていた。
同研究室を指導する准教授の小池星多氏はこう語る。「愛宕地区はすでに路線バスが走っていて、外部から見ると新たにコミュニティーバスは必要ないようにみえますが、高低差の激しい地域なので(既存の)バス停から斜面を登らないと自宅の団地にいくことができません。この地域でのバスの必要性を可視化するため、愛宕の立体地図を作成しました」
会の発足当初から学生たちとともに支援してきた小池氏は、「地域の人々が自治体やバス事業者と対等に連携して、自分たちの手でバスを走らせようとする意欲に敬意を表します」と評価しながらも、「一方で小池研究室の得意分野である、ITによる情報伝達が愛宕の高齢者の皆さんにとっては非常に難しいことも実感しており、ITと高齢者の方とどのようにリンクすべきかが今後の課題」と指摘する。
また、たまプレ!オープン前に実施した今回の取材にあたり、当サイトの概要や意図を伝えたところ、小池氏からメールで次のようなコメントもいただいた。
今年は、これから愛宕の皆さんと御相談しないといけませんが、バスにのるためのモチベーションを高めるために、例えば、バスのルートである、京王永山駅の店舗の売り出しの情報などを「たまプレ!」さんなどを連携して発信して愛宕の皆さんにお届けできないかと考えています。
地域メディアへの期待が込められた小池氏からのエールと示唆に感謝するとともに、筆者もまた市民の一人として、愛宕ミニバスの進む道に引き続き注目していきたい。秋の試験運行開始は重要な一里塚になるはずだが、目標はあくまでも黒字化。なるべく多くの人に利用してもらい、持続可能な路線になることが望まれる。(高森 郁哉)
写真提供:小池星多氏
東京都多摩市愛宕地区/多摩ニュータウン ミニバスを走らせる会
東京都市大学環境情報学部 小池情報デザイン研究室
多摩市ミニバス