秋吉久美子さん、恵泉大イベントで詩を朗読 福島再生の祈り込め

2012/02/22
光丘久和

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恵泉女学園大学の南野キャンパスで2月4日に開催された「つながろう!種をまこう!~福島の人々と~」では、東北6県のコンクールで3位入賞した南相馬市の小高商業高校の生徒たちによる「小高だいこんかりんとう」のプレゼンテーションが行われた。この生徒たちを引率して参加した同校の斎藤貢一校長は、実は詩人の「齋藤貢」としても活動している。1954年・福島県いわき市生まれ、福島県立磐城高校卒。

そして、斎藤校長と同級で県立磐城女子高校を卒業したのが、女優の秋吉久美子さん。「斎藤くん」と呼ぶ間柄だ。生徒のプレゼンのあとに、秋吉さんが友情出演し、斎藤貢の詩の朗読を行った。その一部をご紹介する。

汝は、塵(ちり)なれば        齋藤 貢

父母のように
いのちの息を吹き込まれて
わたしとあなたは 死ぬまでこの土地を耕すのだろう。
たとえ、そこが呪われた土地であったとしても
耕しながら 日々の糧をえるのだろう。

茨(いばら)とあざみよ。
苦しみとは分かち合うものなのですか。
堪(こら)えきれない痛みは分かち合えるものなのですか。

いいえ。
あなたとわたしは 地に撒かれた一粒の種子。
土地の痛みが発芽させる
いのちの苦しみそのものなのですから。

喜びを遠ざけて。
悦楽を遠ざけて。
野の草を摘みながら つつましき日々に感謝しよう。

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