2010/05/22 高森 郁哉
キャリア・マム社長室でUst配信を取材しました
主婦を中心とする会員10万人の本音をマーケティングに活用する株式会社キャリア・マムは、多摩市に拠点を置きながらも知名度は全国区、ツイッターやUSTREAMなどインターネットのコミュニケーションツールも積極的に活用し、代表取締役CEOの堤香苗さんは優秀な起業家に贈られる賞を複数受賞――ということで、以前から注目していまして、いつか取材させてもらえたらなと思っていました。
面識のない人同士でも気軽に会話できるツイッターの利点で、たまプレ!を立ち上げてからはツイッター上で堤さんと地域情報で一度やりとりしたり、同社の公式アカウントでつぶやいているマム子さんから「たまっこ」に投稿していただいたりと、いい感じで距離が近づいてきたぞと思っていたところに、来ました、取材のお誘い! これは願ったりかなったりというわけで、今日のお昼前に多摩センター近くのキャリア・マムさんを訪ねました。
昨日の告知記事でも紹介したように、同社社長室に毎回ゲストを迎えてトークをUSTREAM配信する趣向ですが、若干不正確な点と書き足りなかった点がありました。まず対談ではなく、前半30分は堤さんとテーブルマーク株式会社(「カトキチ」ブランドの冷凍食品で有名)のコーポレートコミュニケーション部部長、“ナイスミドル”末広栄二氏がホスト役で、ゲストの株式会社パラス代表・平原由美さんと3人でトーク。このUst配信、もとはテーブルマークの企画で「配信なう」という名称だったのが、今回から「配信マム!」になったみたいですね。

左から末広部長、堤さん、平原さん。
配信された動画はアーカイブで丸ごと視聴できますし、僕のすぐそばでやはり番組を観覧していたライターのいちばゆみさんのツイートや、ツイッターのハッシュタグ#cmamを見ると、おおよその話の流れをつかめるので、ここではごく簡単に。
平原さんは留学を経て25歳のときに帰国し、しばらく会社員としてバイリンガルの仕事をしたものの、責任ある職につくと残業や休日出勤などで自分の時間が思うようにとれず、後先を考えずにまず辞めてしまったと。会社を作るのが夢だったが、そのあとすぐ起業に走るのではなく、まず起業に関心のある仲間を集めて異業種ネットワーク「シグマジェイ」を作ったというのが面白かったです。堤さんと末広部長の軽妙なやり取りも楽しいですね。2回目にして早くも息の合ったコンビになっていました。
平原さんの結婚観も興味深かったです。年を取って一人というのは孤独だから、苦労するのはわかっていても結婚したほうがいい、という話には、振る舞われたカトキチの小分けうどんを美味しくいただきながらも我が身の先行きをしみじみ考えさせられました。ここで思わず自分のことを書きそうになりましたが、どうでもいい話なので省略。
さて後半は、末広部長が都合により退出し、アイスクリーム専門店「マーベラスクリーム」を展開するビジネスゲート株式会社の“イケメン”磯部洋樹さんが参加。同店のアイスは外国産と思われることもあるが実は日本製で、日本人の好みに合わせて甘さを控え目にしているとか。磯部さんはフランチャイズ営業部のシニアマネージャーで、マーベラスクリームの公式ツイッターを担当する「中の人」でもあり、いつも店にいるわけではないので、ツイッターはお客様の生の声を直接聞ける貴重な場になっていると。

右端が磯部さん、奥はキャリア・マムの西岡恭子さん(主婦と消費行動研究所・企画制作部コーディネーター)
堤さんが起業と会社経営についての話。インターネットを使ってテレワークする環境というのが起業当時はなく、「ないものは自分で作る」という意気込みでやってきたのだそう。面白いことを考えるのは大好きだけど、お金を集めるのは苦手。でもお金がなくなって会社が立ち行かなくなったら会社の仲間や会員たちに嘘をつくことになる。嘘をつきたくないので、がんばって営業するんです……というお話には、振る舞われたマーベラスクリームのモンブランを美味しくいただきながらも大いに感銘を受けました。
取材で臨んだはずが、起業と会社経営について実になるお話をいろいろ聞かせてもらい、さらに美味しいうどんとアイスをご馳走になるという、ずいぶん得してしまった1時間でした。招いてくださったキャリア・マムさんに感謝。そして堤さんには、6月にインタビューさせてくださいとお願いしてきました。今度はしっかり取材してきますので、どうぞお楽しみに。

ビデオカメラとパソコンをつないで、こんな感じで配信していました。


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